糸数CEO
墓じまい（墓地閉鎖）は、日本における墓の撤去や改葬を指し、様々な理由で行われます。
以下は、墓じまいの基本的な流れと必要な書類についての説明です。
目次
墓じまいの基本的な流れについて
1.家族会議と合意形成について
糸数盛夫（終活ガイド上級）
墓じまいを行う前に、家族や親族と相談し、全員の合意を得ることが重要です。これは、家族内のトラブルを避けるために必要です。
2.墓地管理者への相談
墓地や霊園の管理者に相談し、墓じまいの手続きを確認します。管理者は、撤去や改葬に関する規則を説明してくれます。
3.改葬先の決定
骨壺の改葬先を決定します。新しい墓地や納骨堂、または自宅での供養など、選択肢を検討します。
4.専門業者の選定
墓石の撤去や改葬作業は専門業者に依頼するのが一般的です。見積もりを複数取り、信頼できる業者を選びます。
5.法要の実施
墓じまいの際には、僧侶を招いて法要を行うことが多いです。これにより、先祖や故人への感謝と供養の意を示します。
6.改葬手続きと骨壺の移動
改葬許可証を取得した後、実際の改葬を行います。業者が骨壺を新しい場所に移動します。
糸数盛夫（エンディングノート講師）
人生の状況や法律の改正に応じて、遺言書を定期的に見直すことが重要です。
必要な書類について
1.埋葬証明書
現在の墓地に埋葬されていることを証明する書類です。墓地管理者から取得します。
2.改葬許可申請書
改葬先の市区町村役所で提出する書類です。埋葬証明書とともに申請します。
3.改葬許可証
改葬先の自治体から発行される許可証です。この書類がないと骨壺の移動はできません。
4.委任状
手続きを代理人に依頼する場合に必要です。
5.墓地使用権利証
現在の墓地使用権を証明する書類で、墓じまいの際に必要になります。
墓じまいの手続き: 基本的な流れと必要な書類：まとめ
糸数盛夫（お墓ディレクター）
墓じまいは、家族の事情や地域の習慣により異なる場合がありますので、具体的な手順や必要書類については、事前に関係者や専門家に相談することをお勧めします。
